PCを使っている人の話で、最近「重くなった」なんて言葉を聞いたことがありませんか?

この「重くなった」というのはPCが立ち上がる時やファイル(文章やプログラム)を読みに行って、その動作を始めるまでの間の時間がかかることをこの様に表現しています。

あなたのPCもこの様な状態にならないように、たまにはメンテナンスをしてみましょう。

 ただし実際の作業を行うのは必ず最後まで読んでからにしてください

【 スキャンディスクとは 】

PCの中に有る記憶装置のHD(ハードディスク)は名前の通り磁気を持った硬い円盤でできています。この円盤にあなたが作ったデータやプログラムをテープレコーダと同じような考え方(まあ、そんなもんか程度でOKです)で記憶しています。ところが長く使って行くうちにテープの音が悪くなるのと同じように記憶された内容がボケてくることがあります。この様な状態になった場所に大事なデータを記憶させてしまうと2度と再読み出しができなくなり、これがプログラムだった場合はそのプログラムが正常に作動しなくなってしまいます。

このボケてしまった場所や作動が不安定になってしまった場所を探しだし、記憶装置にその場所の使用禁止を設定するソフトがスキャンディスクとよばれるプログラムです

【 全てのプログラムを止めての不親切 】

PCの本を読んでみるとほとんどの本にこのスキャンディスクを行う前には必ず「全てのプログラムをとめて」と書かれています。

これは大変重要なことですがここまでしか書かれていません非常に不親切です。初心者はPCを立ち上げた時は何もプログラムが動いていないと思ってしまい、この状態を「全てのプログラムが止まっている状態である」と勘違いしている方がいます。

これは大きな間違いでこの状態でスキャンディスクやデフラグ(後で説明します)を行うとウィンドゥズが立ち上がらなくなってしまい最悪の状態に陥ることがあります。そのようなことからよくスキャンディスクやデフラグは危険だから行わない方がよいという方がいますが「全てのプログラムを止めて」の意味を間違って理解しているために起こる誤解です。

このスキャンディスクやデフラグは直接HDに書かれた情報に触るため大変重要な作業ですので心して行わなければなりません。

【 常駐プログラムの止め方 】

 ウィンドゥズが固まった時に行った「Ctrl」+「Alt」+「Del」を今回も使用しますが

その前にスクリーン セーバーも停止させてください。

本来スクリーン セーバーはCRT(ブラウン管)の焼きつきを少なくする為に設定するもので、あなたのモニター(画面)が液晶と呼ばれるタイプでしたらまったく必要としない機能です。( まあ暇つぶしに見ているぶんは面白いものもありますが(^_^;) )

デスクトップ画面(最初に起動したときに表示される画面)の何もアイコンのないところで「右クリック」→「プロパティ(R)」→「画面のプロパティ」→「スクリーン セーバー」そこでスクリーン セーバー(S)「なし」を必ず選択します。

次に「Ctrl」+「Alt」+「Del」を行い「プログラムの強制終了」画面を表示し以下のプログラム以外は全てのプログラムを1つづつ指定して「終了」ボタンを押して行きます

ここに表示されるいくつものプログラムがあなたの知らないところで動いているわけです。

停止させないプログラムは「Explorer」・「Systray」・「Internat」の3つです

ただし間違って停止ボタンを押してもこのプログラムは止まりませんので安心してください。

以上の作業を行った時点でやっと「全てのプログラムを止めて」と言われる状態になったわけです。

【 スキャンディスクの方法 】

お待たせしました、では早速このスキャンディスクを実行してみましょう

ただしケースによってこの作業は数十分から数時間ほどかかる場合があります。お昼の休み時間や日曜日などPCを使う予定のないときに行うことをお勧めします。(時間はあなたのPCのHD容量によって変わってきますので一概にはなんとも言えません)

「スタート」→「プログラム」→「アクセサリー」→「システムツール」と追い「スキャンディスク」をクリックします。そうするとプログラムが実行されますので画面の表示に従い気長に待ってください。

 【 デフラグとは 】

HDは丸い円盤だと先ほど説明しましたが実際はこの丸い円盤にトラック(運動場の区分線を思ってください)の中のセクター(トラックの中の小さな区分)に適当に書き込んでいます。ただし、適当といっても後からそこに書いたデータを再読み出ししなければならないので、そのセクターと呼ばれるところに番地をふってHDは、まずその順番を記入した目次を読みに行きHDの中をあっちこっちと移動して読んでいると言うわけです。

読む作業は電気的に行うのですが、移動するのは機械的に行う為ある程度以上の速度は期待できません。長くHDを使用していると適当に記入されたデータをあっちやこっちに読みに動かなければならないため、おのずと時間がかかってしまうわけです。

そこでデフラグというプログラムを使って、目次にそって順番を入れ替える作業をして機械的に動く量が最小になるようデータやプログラムを書き直させるわけです。

もちろんウィンドゥズ本体のプログラム自体も順番を書き変える作業を行う為この作業も「必ず全てのプログラムを止めて」行う必要があります。

この時もしHDのボケたところに書き直してしまったらどうなると思いますか?

たいしたデータでなければよいですが、ウィンドゥズ本体に関係するプログラムだった場合この作業を行った為2度と再読み出しできなくなることが考えられます。

実際にこの様な経験から一部の人たちでスキャンディスクやデフラグの誤解が発生しています。

 この作業を行うのは必ず前述の方法で「全てのプログラムを止めて」次に「スキャンディスク」でHDのチェック、その後に「デフラグ」を行うという順番を守らないと2度とPCが立ち上がらなくなってしまう場合もありますので注意してください

【 デフラグの方法 】

 ではデフラグを行ってHDの読み出し速度を上げてみましょう。

しつこいようですが本当に前述の方法の「全てのプログラムを止めて」の状態ですか?

「スタート」→「プログダム」→「システムツール」と追い「デフラグ」をクリックします。後はスキャンディスクの場合とまったく同じ行程を負うこととなります。

その後再起動、これであなたのPCのメンテナンスは完了です。

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