保険金を請求しない方がトクな場合があるって本当?

自動車保険は等級別料率制度との兼ね合いにより、小損害事故の場合は、次回以降の保険料の増加との関係で、保険金を請求しない方がよい場合があります。下記の早見表を活用してご自分で判断してみましょう。

 

保険金請求ライン早見表

(平成11年7月1日より)

 

保険金請求種目

対人・対物・自損・無保険車

(*搭傷・車両)

等級 割増引率 今後の無事故年数
1年 2年 3年
1 +50 0.067 0.133 0.200
2 +40 0.143 0.286 0.429
3 +30 0.231 0.462 0.692
4 +20 0.333 0.667 1.083
5 +10 0.364 0.818 1.273
6

(*)

A(年齢を問わず担保) +30 0.385 0.769 1.115
B(21才未満不担保) +10 0.455 0.909 1.318
C(26才未満不担保) 0 0.500 1.000 1.450
E(30才未満不担保) 0 0.500 1.000 1.450
D(年齢条件の無車種) 0 0.500 1.000 1.450
F(前契約がある場合) 0 0.500 1.000 1.450
7

(*)

A(年齢を問わず担保) +10 0.455 0.864 1.227
B(21才未満不担保) -10 0.556 1.056 1.500
C(26才未満不担保) -30 0.714 1.357 1.929
E(30才未満不担保) -30 0.714 1.357 1.929
D(年齢条件の無車種) -30 0.714 1.357 1.929
F(前契約がある場合) -20 0.625 1.188 1.688
8 -30 0.643 1.214 1.571
9 -35 0.615 1.000 1.308
10 -40 0.417 0.750 1.000
11 -45 0.364 0.636 0.909
12 -50 0.300 0.600 0.800
13 -50 0.300 0.500 0.700
14 -55 0.222 0.444 0.667
15 -55 0.222 0.444 0.556
16 -60 0.250 0.375 0.500
17 -60 0.125 0.250 0.250
18 -60 0.125 0.125 0.125
19 -60 0.000 0.000 0.000
20 -60 0.000 0.000 0.000

* 6(A)〜(E)等級は新規加入。

* 7(A)〜(E)等級は複数所有新規をあらわします。

《 注意 》

保険金請求については、事故内容によって前契約と同一の等級(割増引率)が適用される場合があります。

(詳細は担当者にご確認ください)

保険金請求放棄

事故を起こし相手方に賠償金を支払わなければならない時でも、その金額が小損害の場合は、次回以降の負担増しとの関係で、保険金を請求しない方がよい場合もあります。その場合は、保険金請求を放棄することもできます。

《 表の活用方法 》

以下の算式に当てはめれば、次回以降の保険料負担増との関係で、保険金を請求した方が得か、むしろ請求しない方が得か判断できます。(上記係数には、次回以降の車両価格の減少ならびに車両免責ゼロ特約の有無がついての保険料格差は除外してあります)

 

現在の保険料×上記係数=保険金請求ライン

 

《 計算例 》

現在8等級(30%割引)で80,000円の保険料を支払っている契約者が対物事故を起こした場合。(現在の等級より3等級ダウン)

        8           -30    0.643   1.214   1.571 

@ 1年度

80,000円×0.643=51,440円 (今後1年間無事故と仮定した場合の継続契約1年間の保険料負担差額)

A 2年度

80,000円×1.214=97,120円 (今後2年間無事故と仮定した場合の継続契約1年間の保険料負担差額)

B 3年度

80,000円×1.571=125,680円 (今後3年間無事故と仮定した場合の継続契約1年間の保険料負担差額)

 

このケースでは、受取保険金額が51,440円以下になる場合は請求しない方が得。2年目以降のことを考えると、受け取り金額が97,120円以下になる場合も請求しないほうが、むしろ得とも考えられます。(請求の最終決定はご自分でお願いします)

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